
私は人より成功体験が少ない方だと感じています。
自分を変えたいとは思うものの、そのための行動がなかなか継続できません。いつもそうなのですが、ただ行動するだけで、頭を使っていない。
この方法でいいのかな・・とか、
やっぱり時間がない!とか、
もしかして、目標の立て方を間違ってる!?とか・・
結局自分には向いていないし、あきらめるしかないのかな。の繰り返しで、ごまかしながら生きてきました。
そんな私ですが、昨日『PDCAノート』という本を読んで目から鱗が出ました。
頭を使っていないんじゃなくて、実は、頭の使い方をわかっていなかったのです。だから、行動も中途半端だったのだと。
そんな気づきを得て興奮さめやらない私ですが、熱が冷めないうちに、アウトプットもかねてこの本の感想にやポイントについてまとめてみました。
なかなか自分を変えることが出来ない人に、ぜひ読んでほしい1冊です。
PDCAとは、試行錯誤をすること

PDCAというと、なにやら専門用語のようでとっかかりにくさを感じます。でもこれ、言い換えれば試行錯誤をすることと同じ意味だったりします。
- P(Plan)…計画
- D(Do)…実行
- C(Check)…評価
- A(Action)…改善
目標を決めて計画を立て、そして実行する。自分の行動を評価し、改善策を考え、また計画を練り直す。
PDCAサイクルをまわすには、全ての行動がカギとなります。物事がうまくいかない人は、実はこのサイクルがうまく回っていません。

過去を振り返ると、PとDだけで終わっていたし、ひどい時はPで終わっていたこともΣ(゚д゚lll)
失敗したら自分はダメ人間だったんだと責めていたし、目標の立て方を勉強し直したりと、ずいぶん遠回りをしてきました。
でも、PDCAを回せば、CとAで目標の立て方や行動を見直すことができるし、失敗はいわば、自分専用の最大のヒントであることに気づかされました。
無駄に落ち込んだり、自分を責める必要はなかったということに大変感銘をうけました。
PDCAは『見える化』が大事。アナログ作業こそ至高!

P、D、C、A全ての行動は、ソフトでもなくアプリでもなく、専用のノートにきちんと『手書きで記入する』必要があります。
というのも、これらの行動サイクルはパッと見て、すぐにわかるようにする必要があります。PCやスマホ上では、『見る』までにソフトやアプリを起動する必要があります。しかも、誘惑も多いため、継続しづらいという難点もあります。
その点ノートはPDCAすべての行動が、開くだけですぐに視界に入ります。必要な情報だけを見ることが出来るのでサイクルが回しやすいですし、自分で『書く』ため、キーボードで入力するより頭に残りやすいという利点もあります。
迷いがなくなるので、ノートに記入するのはとても理にかなっていると感じました。
『見える化』する方法

PDCAノートの作成方法はぜひ本著書を見て確認してみてください。ここでは、大まかな形式だけ図にして紹介します。
(私のノートをとも思ったのですが、本を読んでからまだ3日で、実践し始めたばかりなので今回はやめておきます(;´・ω・))

著者の言う通り、方眼ノートの方が書きやすいと思います。罫線は失敗したかも・・

ちなみにA4方眼ノートはダイソーなどの100円ショップで容易に手に入りますよ。
PDCAノートの記入方法に正解はない

PDCAノートで検索すると、このようなサジェストワードが出てきます。(Googleで検索すると、検索上部には他の人が記入したPDCAノートも表示されます。)
書き方に迷いがある人が多いため、検索数に応じてこのようなキーワードが表示されるのでしょう。

実は、私も迷ったうちの一人です(笑)
というのも、著者の岡村拓朗さんが自身のブログでこのようにおっしゃっていました。
ノートが上手くかけてなくても、岡村拓朗さん公式ブログより
結果が出ていればオッケーだし、
もし、ノートを上手く書いたんだけど、
得たい結果が手に入ってなければ、
なぜ?を考えて次に生かす。
そんなあなただけの知恵を貯めていくこと。
あなたの選択肢を増やしてあげてください。
結果にフォーカスすれば、他は気にしなくて良いということですね。
確かに、ノートの書き方自体が目標になってしまったら本末転倒ですもんね。
おわりに
PDCAノートは全てのことに応用できそうですし、なにより自分軸に基づいて行動するという点で、非常に良書であると感じました。◎◎流だとか、▼▼式だとか、そういう決まった型ではなくて、自分で考え、行動し、検証する。そしてその流れを見える化してより把握やすくする。この一連の流れには本当に目から鱗が落ちました。考える力をどうやって養うべきか、方向性が少し見えてきたように思います。
Amazonレビューでは説明がくどいだとか、前置きがながいなどの批判的な意見も見受けられます。しかし、私のように初めてPDCAについて学ぶ人には、基礎から学ぶことができるため、たいへん分かりやすい1冊であると感じました。

言い回しも難しくないため、1日で読み終えることが出来ます♪
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